シモン茶の原料のシモン芋ってなに?

シモン茶は、シモン芋の葉と茎を乾燥させてできたもので、それを粉末状にしたシモン粉末というものも販売されています。商品によって、シモン芋のどの部分を使ってシモン茶にしてあるのか、あるいは抽出方法などの違いもありますが、基本的にはすべてシモン芋から出来ています。近年、読売テレビのミラクルシェイプなどで、シモン茶の効能の一つであるダイエット効果が世間に紹介されて、人々の関心を引くようになりました。シモン芋は1972年に、南米ブラジルから日本にはじめて持ち込まれたもので、サツマイモの一種。2000年以上も前から民間薬として認知されてきたもので、現地のインディオたちの間では秘薬として重宝されていました。学名は、Ipomoea batatasといいますが、これはブラジルでのサツマイモと同じですね。シモンさんという方が、彼らの食べている白いサツマイモを見つけて、以来、シモン芋と呼ばれているようです。

シモン茶の豊かな栄養素

シモン茶には、豊富なビタミンが含まれています。イモ類ですから、やはり繊維質が多く含まれます。サツマイモやジャガイモなどと比べても、原料のシモン芋には、現代人に不足がちなカルシウムやミネラルなどの栄養素が多く含まれています。また、ビタミンKも、抹茶の2倍といわれていますから、カルシウムの骨への取り込みのときの助けになります。さらに、シモン茶には、テレビなどのメディアでも紹介されたように、ダイエット効果があるといわれていますから、ビタミン効果・ダイエット効果などで注目を浴びています。もちろん、お茶という健康食品ですから、十分な摂取量をとらないと、その効果は期待できないと思いますが、シモン茶が好みに合えば、日々の健康生活には欠かせないものとなりそうですね。さらに、商品によっては、はと麦とブレンドしたり、また天然オリゴ糖とブレンドしたり、それぞれ、より現代人に合うように、飲みやすくしてくれていますので、好みにあった商品を選択することも重要でしょう。

シモン茶なら、くらたけシモン茶

シモン茶の生産は、熊本県の天草にある「くらたけ町」が有名です。シモン茶といえば、まずは、くらたけシモン茶を思い浮かべる方も多いでしょう。「くらたけシモン茶」は、倉岳町産のシモン芋を原料として、はと麦とブレンドした、飲みやすさが魅力です。また、粉末状のタイプは、天然オリゴ糖と熊本県産の緑茶をブレンドして、繊維質豊富なおいしい健康茶として知られています。その他、九州地方のシモン芋栽培歴30年という農家や、沖縄県のほうまで、産地は拡大しています。九州地方は、キウイやお茶なども大企業が参入して生産量を伸ばしていますが、テレビで紹介されたシモン茶ダイエットの効用もあってか、シモン茶の原料のシモン芋を生産する農家も多くなってきているようです。なかに、無農薬有機栽培原料を使用した、天然に近い形のシモン芋で作ったシモン茶もでてきていますね。また、楽天などでは、ダイエット茶の一つとして、シモン茶が販売されていますので、そちらも覗いてみてください。

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